SCM全体で一貫したパレチゼーションを推進し積み替え作業時間を大幅短縮。ドライバーの待機時間も削減
日本アクセスは1月から埼玉県加須市で「関東フローズンマザー物流センター」を本稼働し、人手不足や過酷な労務環境といった低温物流業界の課題に一石を投じている。業務負荷の高いばら積み配送が主流の冷凍物流にメスを入れ、メーカー工場から同社物流センターまで一貫してパレットで輸送・保管する“パレチゼーション”を推進。手積み・手降ろしの作業時間を省き、約3時間の短縮効果を生み出している。来期から始まる第8次中計では全国のエリアで冷凍マザーセンター設置を計画し、社会問題化する物流危機の解消