酒類総合研究所、酒米品種の特徴明確に

酒類 ニュース 2022.11.07 12491号 02面
福田央理事長

福田央理事長

 国の酒類研究機関である酒類総合研究所の福田央理事長は2日、東京都内で会見を開き最新の研究成果を発表した。過去18年間の酒米のデータを統計解析し、各品種の特徴を明確にすることができたと発表した。日本酒の発酵過程で造る「もろみ」における「溶けやすさ」の予測精度向上に関係するデータも得られたという。
 酒米の品種や作柄は、日本酒の品質に大きく影響する。だが、科学分析による酒米品種の醸造適性やその年次変動などに関する知見は限られており、酒米の科学的性質のさら

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