ヤクルト本社・中間決算 海外飲料食品事業は成長エリアで補う
ヤクルト本社の24年3月期第2四半期上期決算における海外飲料食品事業は、事業所によって好不調が分かれる結果となった。カテゴリー全体では価格改定効果と為替のアシスト効果で増収となったが、中国やインドネシアの販売本数減、原材料高騰、経費増によって減益での着地。一方で米州は増収増益を達成。下期はメキシコやベトナムなど成長が続く事業所で前年を下回るエリアをカバーしていく方針で、生産増強による成長加速と教育による販売能力のてこ入れなど事業所に応じた施策を講じ、成長軌道に乗せたい考えだ
