東南アジア、汚名返上へ動き加速 世界有数の食品廃棄物排出地域
世界有数の食品廃棄物(食品ロス)の排出地域で知られる東南アジアで、捨てられる食品ごみを減らそうという取り組みが続けられている。廃棄物を農業用の堆肥や航空燃料に有効転用するほか、食品ロスそのものが生まれにくくなるよう飲食店の店頭で水耕野菜を栽培したり、国民意識の向上を狙って流通の全過程を見える化したり。さらには、ロスが発生しそうになった飲食店舗やホテルと顧客をオンラインでつないで廃棄する前に安価で提供するサービスも。あの手この手で汚名を返上しようと市場も活性化している。