●超長期では上昇トレンド スパイス原料はコロナ禍からの回復により、世界的に需要が旺盛となりつつあることや天候不順による収穫量の不安定さ、さらには円安の影響などで多くのスパイスが上昇基調にある。コショウ、カルダモン、ターメリック、ナツメグなどの主要スパイ…続きを読む
スパイスの業務・加工用市場はこの1年、原材料費の高騰による価格改定などに取り組み、その効果が現れ始めている。しかし、コショウなど主要スパイスの一部はこれからさらなる価格上昇が見込まれること、そして為替が不安定な状況にあるため今後も各メーカーは原料相場…続きを読む
●業務用にも提案 カネカサンスパイスは海外で“トゥルーシナモン”と珍重される「セイロンシナモン」=写真=を7月からECサイトと業務用市場向けに展開している。財務省輸入統計でシナモンとして国内流通する96%が海外で「カシア」と呼ばれる中国やベトナム産…続きを読む
家庭用のスパイス製品は6月までの1年間で、価格改定効果などで金額ベースでは前年比6.7%増と全体で前年を上回った。数量ベースでは前年に届かないものの同3.5%減に止まり堅調な推移を続けているといえる。シーズニングスパイスを含む洋風スパイスは金額ベース…続きを読む
スパイス市場は家庭用、業務・加工用ともに価格改定効果の浸透などで回復基調がより鮮明になった。今後はいかに市場の拡大につなげるかが課題となる。家庭用で好調を持続する練りスパイスでは新ジャンルでエスビー食品が「ゆずぽん酢おろし」、ハウス食品が「濃い飴色の…続きを読む
スパイス原料は全体としては、一時期の高騰から高止まりといった状況が続いている。特にカレー関連のカルダモンやコリアンダー、クミン、ターメリックなどが高値の状況が続いている。現状で高騰が懸念されているのがカルダモンとターメリックだ。カルダモンは一時期の価格…続きを読む
多くの加工食品やレストランなど外食産業のメニューを支えてきたケー・アイ・エスが家庭用スパイスの分野に参入した。2月4日に新ブランド「SPICE KINGDOM」のホームページサイトをオープンし新ブランド製品を発表。「もっとたくさんのお客さまに、スパイ…続きを読む
スパイスの業務・加工用市場は、新型コロナウイルスの感染法上の扱いの5類移行による外出機会増加などにより順調に回復基調にある。業務用市場では外食産業の回復が顕著になったことで、昨年10月以降から12月にかけて各メーカーが順調に数字を伸ばした。前年同月比…続きを読む
家庭用のスパイス市場は長期にわたり着実な成長を遂げてきた。これにコロナ禍における家庭内食化傾向が追い風となり市場はさらに拡大した。昨年以降の新型コロナウイルスの感染法上の扱いの5類移行でその伸びは鈍化したが、今年に入り市場は再び上向いており長期的な伸…続きを読む
スパイス市場は家庭用、業務・加工用ともに原材料高に伴う価格改定がある程度進んだことで市場は全体として堅調に推移している。家庭用では、エスビー食品、ハウス食品ともに小容量タイプの製品を投入したことで市場に新たな動きが起こることが期待される。また業務用市…続きを読む