減反と向き合い半世紀=秋田・大潟村の涌井さん【時事通信速報】

所有する田んぼの前で戦後のコメ政策を語る涌井徹さん=8月、秋田県大潟村

所有する田んぼの前で戦後のコメ政策を語る涌井徹さん=8月、秋田県大潟村

 秋田県大潟村のコメ農家、涌井徹さん(76)は1970年から半世紀にわたり、国の減反政策に対峙(たいじ)してきた。平成、令和と2度の「米騒動」を経て政府は増産方針に転じたが、今後の農政に一抹の不安も感じている。
 「面積を増やすのなら、大潟村はどうかと考えた」。涌井さんはより広い田んぼで稲作に取り組

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら