高森興産、生タイプカップ麺「麺湯品(めんたんぴん)」シリーズで9月上旬から発売
【福岡】高森興産㈱(本社‐荒尾市、0968・64・1111)では、生タイプのカップ麺「麺湯品(めんたんぴん)」(えび天うどん、きつねうどん、醤油ラーメン、とんこつラーメン、長崎ちゃんぽん)以上五品目と袋麺の「かつおだしうどん」を新発売。さらに「ナポリタン」「天鍋うどん」三品目をリフレッシュ発売する。
発売は9月7日中国、九州地区9月10日、関東・大阪・四国地区において行う。
「麺湯品」は、平成2年に発売された同社「立喰いうどん」の第二弾ともいうべき生タイプのカップ麺で、今回は内容量を一五九㌘から一七五㌘まで、立喰いうどんよりやや小ぶりにすると同時に価格も一五〇円から二〇〇円まで、価格を下げての発売となった。
これは同社独自の市場調査により、まず生タイプうどん二〇〇㌘以上では量が多過ぎ、スープを含め、食べ残しが多いという結果が得られ、かつカップラーメンと比較して単価が高過ぎるという観点から、よりこの価格帯に近づけるということで今回の開発に至ったもの。
これにより“適量と妥当な価格”を実現し、新たに市場への参入をはかっていく。
カップの形態も円すい形からより円柱に近い角度とし、荷姿を六入りから一二入りに変更。この角度の変更によりケース内の商品のスキ間が埋まり空間が減少。
ダンボールの大きさは従来と比して四分の三に縮小した。
これによってトラック一台当たりの積載量が増え、配送効率が上がると同時に、売り場における棚の使用も同アイテムでは、少ないスペースで陳列が可能で、棚効率も上昇することになる。
またラーメンについては、正に同社にとって新しい商品で今回この専用生産ラインを導入。増加する需要に的確に応えていく。
内容量、荷姿、価格は「えび天うどん」一七五㌘、一二入り、小卸一二〇円、小売一五〇円。「きつねうどん」一七〇㌘、一二入り、小卸一二〇円、小売一五〇円。「醤油ラーメン」一六二㌘、一二入り、小卸一三六円、小売一七〇円。「とんこつラーメン」一五九㌘、一二入り、小卸一三六円、小売一七〇円。「長崎チャンポン」一六三㌘、一二入り、小卸一六〇円、小売二〇〇円。
〈ワンポイント〉生タイプカップとして、適量、手頃な価格を実現。