なごやきしめん亭、3月中旬から「カップきしころ」と「ゆでざるきしめん」発売
【名古屋】㈱なごやきしめん亭(愛知県江南市、商品管理センター・0586・78・1251、脇田頼光社長)は、3月中旬から夏物商品として「カップきしころ(冷しきしめん)生タイプ」(二三七㌘×一二×二、小売二〇〇円)と「ゆでざるきしめん(つゆ・切のり・わさび付)」(二三二㌘×一〇×二、小売一四〇円)を新発売する。また4月1日から8月末までを中元期と促える同社は、きしめんとひやむぎの詰め合わせセット「めん詰合わせ」(BS‐30、三〇〇〇円)、「同」(B‐30、三〇〇〇円)を主力に夏商戦を乗り切る方針で、夏需全体は前年対比一〇%増を見込む。
夏向け商品として新発売するのが「カップきしころ(冷しきしめん)」。麺はのどごしのよいつるみのある生タイプ。液体スープとかやく(天かす、揚げのり、きんし玉子、ネギ、ホウレンソウ、七味)およびダイコンおろしが入っており、和風味のあっさりタイプのきしころ(冷しきしめん)がいつでも食味できる。 もう一つの新商品が「ゆでざるきしめん」。麺は従来の袋製品(天ぷらきしめん、きつねきしめん、きしめん)同様。こしとなめらかさを備え、具として切のり、わさびおよびつゆが入っている。
こうした夏向け商品のほか、中元期主力商品の「めん詰合わせ」(BS‐30、内訳・ひやむぎ一三〇㌘×四、ふる里そうめん二二〇㌘×三、めんつゆ二〇㍉㍑×五)、「同」(B‐30、内訳・長ひやむぎ二〇〇㌘×六、ふる里きしめん二二〇㌘×二、ふる里そうめん二二〇㌘×二、めんつゆ二〇㍉㍑×五)を各々六万セット、四万セットの計一〇万セット販売を見込むほか、他の詰め合わせ商品なども営業強化を図ることで今中元期は前年対比四、五%増を達成、今回の夏向け新商品と中元期での販売強化から、夏需全体は前年対比一〇%増を見込んでいる。
なお、カップ入りでは業界初となった「カップきしめん(えび天、きつね)」のより販売促進を狙いに、秋口(9月頃予定)パッケージもしくは内容も一部変更する計画である。