明治乳業 、米国規格の有機原料で「赤ちゃん村ゆうき通り」ベビーフード6品発売
明治乳業(株)(東京都中央区、03・3281・6118)は6日から全国で、有機栽培の原料を使ったベビーフード「明治ベビーフード赤ちゃん村ゆうき通り」シリーズのシリアルタイプ三品、果汁タイプ三品を新発売した。
シリアルタイプは、食物繊維、ビタミン、カリウム、鉄といったミネラルが豊富な胚芽つき全粒オーツ麦を使用した、風味豊かな本格派ベビーフード。対象は生後四ヵ月~三歳程度の乳幼児。バナナピューレとメープルシロップを加えて仕上げた「バナナシリアル」、ニンジンを加え、リンゴ果汁とメープルシロップで仕上げた「キャロットシリアル」、リンゴ果汁をたっぷり加え、香り豊かに仕上げた「アップルシリアル」の三品。
果汁タイプは、赤ちゃんの好みで濃さを変えられる便利な希釈タイプで、生後一ヵ月~三歳程度の乳幼児を対象としている。リンゴを使用した自然な香りの一〇〇%タイプ果汁「天然果汁アップル」、ニンジンとリンゴをミックスした飲みやすい濃縮タイプの「果汁入り混合飲料アップル&キャロット」、リンゴとメープルシロップをミックスした濃縮タイプの「果汁入り混合飲料アップル&メープル」の三品。
有機農法の先進国といわれる米国で、化学肥料や農薬を三年間以上も使用しない畑から収穫された原料を用いており、その品質は米国有機食品生産連邦法の規格に合致している。あわせて人工甘味料、合成着色料、合成保存料などは使用せず、自然の甘味と素材そのもののおいしさが味わえる。小型包装なのなで持ち運びにも便利。
同社では離乳期を、赤ちゃんが母乳(あるいは粉ミルク)主体の栄養摂取から普通の食事へ移行するための成長過程での重要な期間であるとし、昭和43年に「明治ベビーかゆ」を発売以来、乾燥タイプの「明治ベビーフード赤ちゃん村」やレトルトタイプの「明治赤ちゃんレストラン」シリーズなど、お母さんの離乳への取り組みを応援するベビーフード類を発売してきた。
今回「明治ベビーフード赤ちゃん村」シリーズの中に、有機栽培の原料を使用した商品群「ゆうき通り」シリーズを新たにラインアップし、ベビーフード類の充実を図る。
販売チャネルは薬局、薬店、SM。小売希望価格は各三〇〇円(税別)、容量・包装はシリアルタイプ一箱八g×三袋、果汁タイプ一三g×五、一ケース二四箱入り。