サンクス、「神田川俊郎作弁当」880円で発売
(株)サンクスアンドアソシエイツ(本部=東京都港区、03・5445・3430)は、高級料亭「神田川」を経営する関西料理界の第一人者、神田川俊郎氏が開発した「神田川俊郎作弁当」(八八〇円)を新発売した。9月19日~10月2日の期間限定で、関東地域の加盟店七八四店(8月末現在)で販売中。神田川氏の指導で仕上がった高級弁当は「料亭で出せば三五〇〇円の値段はつけたい」(神田川氏)と自負する究極のCVS弁当を目指した。値段もCVSでは最高の八八〇円だが、数量限定生産で一日合計一万四〇〇〇~一万六〇〇〇食の販売を見込む。
注目の「神田川俊郎作弁当」は舞茸御飯、蓮はさみ揚げ、いか松毬焼き、茄子の白味噌和え、カレー風味の鶏唐揚げ、赤魚の焼き魚、焼肉など素材と調味に手間と時間をかけた彩り豊かな弁当。ソースや醤油不要のしっかりした味付けで、「竹の八寸利休箸」を添付、重箱風に仕上げた容器など隅々までこだわって仕上げた。
「日本料理の色・形・味の三位一体、春夏秋冬の表現に取り組んだ。一〇〇点満点で一〇一点の出来」(神田川氏)、「幕の内弁当と比べ三~四倍の手間をかけ、おいしさを追求した」(浜川隆重サンクスアンドアソシエイツ商品本部長)という自信作。
同弁当の誕生のきっかけは文化放送の「小倉智昭の夕焼けアタックル」(月~金の午後4時~5時50分放送)に聴取者が送ったFAX。同番組の準レギュラー、神田川氏に「お弁当を作ってほしい」という希望が書かれていた。これが発展し、サンクス店舗での販売に至った。弁当には「文化放送の番組から生まれた“美味しくって神・弁・ね!」のシールを添付している。
関東六ヵ所の弁当工場で生産し、一都四県のサンクス店舗で販売する。一店一日当たり一五~二〇個、9月19日~10月2日の期間・数量限定。
10月末には「神田川俊郎作弁当」の第二弾を発売する予定。