協和発酵、1l紙パックワイン(白・赤・ロゼ)発売
協和発酵工業(株)は「サントネージュワイン・スリムパック」(白、赤、ロゼ)=写真=を、2月9日から全国で発売した。一リットル紙パック入り、希望小売価格五五〇円。
同製品は紙パック入り製品の主流の一・八リットルワインよりスリムで冷蔵庫のドアポケットにも入る手軽さで、デイリーユーザーの取込みを狙う。三アイテムとも国産・輸入ワインをブレンド。白はソービニヨン・ブランを使用し料理との相性の良いやや甘口、赤はカベルネ・ソービニヨン使用で軽いタイプ、ロゼはリースリング使用で食後酒としても楽しめるすっきりとした甘口に仕上げている。
ワイン市場はフルボトルの低価格ワインが大幅なボリュームアップを続ける中、一・八リットルワインもヘビーユーザーの需要を取り込み各社堅調に販売数量が推移。また、同社は昨年9月に国産ワイン初の二・七リットルPET入りワイン「グランデ」を発売。年内約五万ケース販売の実績を挙げている。