日本食堂、駅弁「まるごとアメリカ弁当」発売 長野新幹線の目玉に
日本食堂(株)(東京都中央区、03・3555・7530)は、国際化のニーズに対応し、エスニック料理弁当「まるごとアメリカ弁当」=写真=を20日から新発売する。
アメリカ大使館・農産物貿易事務所(ATO)が料理内容・容器などのアドバイス・企画協力を行い、アメリカ産「秋田こまち米」など、アメリカの食材にこだわり、コンセプトは「雄大なアメリカの大自然に育まれた文化と歴史から生まれた体と自然に優しい料理」。野菜、果物をふんだんに使い、健康と栄養バランスに優れた国際的なモダンメニュー“グレート・アメリカン・リージョナル・クイジーン”となっている。
「まるごとアメリカ弁当」は幕の内弁当風になっており、サーモンのピーナッツ焼き、ステーキ、フィッシュケーキ、ラタトゥーユ、スチームベジタブル、ケイジャンシュリンプ、チリビーンズ、フルーツ、ジャンバラヤの九品目が仕切で分けられて入っている。
価格は一二〇〇円。東京、上野、新宿、大宮のJR東日本四駅限定販売。個数は当初一日五〇〇個。10月1日開業する長野新幹線下り列車のメーン弁当にする予定。来年の長野オリンピックでは広く外国客の需要を狙っており、駅売りと車内売りを考えている。