農水省、備蓄米流通のルールを変更 迅速に消費者に届ける
農林水産省は16日、市場に供給した政府備蓄米(備蓄米)の流通円滑化に向け、より迅速に消費者に届くルールに変更した。備蓄米はこれまで3回の入札で合計31万tを集荷業者に売り渡し、5月以降も夏まで、毎月10万tの入札を実施する計画だが、小売店での早期(1ヵ月程度)販売計画に基づくものに対し、優先枠を設ける。同時に、買い戻し条件を緩和し、期限を原則1年から5年以内に延長する。
今回の変更の背景に、備蓄米の流通が一部にとどまり、店頭精米平均価格は依然高止ま
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