小原、昭和33年発売「コアップ・ガラナアンチックボトル」復刻版発売
清涼飲料の製造卸(株)小原(函館市、0138・45・8990、棚橋充史社長)は15日、昭和33年発売当初の製品を再現した復刻版「コアップ・ガラナアンチックボトル」を全道新発売した。
「アンチックボトル」は、京美人の和服姿をイメージした発売当時のボトル形態を復元。ブラジル産ガラナの実から抽出されたエキスを主に、製造したすっきり感あるユニークな味覚の炭酸飲料。これまで一部業務店向けに、旧来からのびんを使用した製品(リンクびん)で発売し、好評だったことに加え、昨年発売四〇周年を迎えたことを記念、今回の復刻ボトル発売となったもの。
現在、同社のコアップ・ガラナは、PETボトル(五〇〇ミリリットル、一・五リットル)、三五〇ミリリットルびん、缶(二五〇ミリリットル、三五〇ミリリットル)と五アイテムのラインアップ。復刻版「アンチックボトル」(二三〇ミリリットル)発売で、”昔懐かしい味”を知る当時のファンへの売り込みも積極化、同社主力ブランド拡販に一段と弾みをつけたい考え。
初回の一斉出荷時には五〇〇〇ケース、年間二万~三万ケースで約五〇〇〇万円の販売を予定している。
なお、希望小売価格は一びん(二三〇ミリリットル)一一五円(消費税別)、荷姿は一ケース二四本入り。