サッポロビール「ショットボトル」全国展開に自信

酒類 2000.05.08 8684号 4面

サッポロビール(株)(東京都渋谷区、03・5423・7204)は4月28日、「サッポロ生ビール・黒ラベル・ショットボトル」を発売した。同商品は利便性に優れたアルミボトルで、缶より飲み口が広く飲みやすいことが特徴。スクリューキャップの採用で清潔・簡便・リシール可能、キャップもアルミ素材のため胴部と一括処理可能などの容器特性を持つ。中身は通常の「黒ラベル」と同一で容量四五〇ミリリットル、参考小売価格・税別二五七円、発売エリアは首都圏の一都六県で、販売計画は年内二〇〇万函。

岡俊明取締役営業本部副本部長は「初めての挑戦だが、供給体制が整えば全国拡大につなげたい」と自信をのぞかせる。発売前からCVSやSMのバイヤーからの期待は高いが、「業務用やキヨスクなどでの取り扱いも積極的に図りたい」(岡氏)考えだ。

商品開発はサッポロと大和製罐(株)との共同開発で、四五〇ミリリットルという容量も共同開発時の市場調査によって決定されたという。サッポロでは同商品の投入で、「黒ラベル」の話題性付与と新規トライアルユーザーの獲得で量的拡大を目指す。

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