森永製菓、「ウイダー」で浅田真央選手を全面支援 専属コーチなど派遣

キャンペーン 総合 2008.03.31 9968号 02面
(左から)矢田雅之社長、浅田真央選手、松﨑勲ウイダー事業部長

(左から)矢田雅之社長、浅田真央選手、松﨑勲ウイダー事業部長

 森永製菓(株)(東京都港区、03・3456・0112)は、「ウイダー」ブランドでフィギュアスケートの浅田真央選手を、栄養・トレーニング面からサポートするプロジェクトを4月から開始する。練習や試合などでケガをすることなく最高の競技ができるように、(1)専属栄養士派遣などによる栄養面でのサポート(2)専属コーチ派遣によるトレーニングサポート(3)ウイダーブランドサプリメントの提供など総合的な支援を行う。さらに、浅田選手を起用したTVCMなども展開する。

 同プロジェクトは、同社が83年に健康事業部を発足し米国・ウイダー社と業務提携し今年が25周年にあたることから行われるもの。契約期間は4月から10年3月までの2年間。3月27日、東京目黒区・ウエスティンホテルで行われた会見で、矢田雅之社長は「ウイダーの力を全部集めて浅田選手をサポートする」と述べた。浅田選手は自身の体調管理について「太らないように気をつけてきた。栄養のことなど詳しいことはわからないので、これからいろいろ教えて欲しい」と述べ、全面的なバックアップに安心した様子を見せた。

 ウイダーブランドは、機能性飲料「ウイダーinゼリー」が有名だが、もともとは、米国発祥のスポーツサプリメントブランド。国際ボディビル連盟を発足させた、ジョー・ウイダー氏が設立したウイダー社と森永製菓が83年に業務提携し、翌年から日本での商品展開を始めた。「人生を楽しむパワーを。」をスローガンに、トップアスリートから一般の人まですべての前向きな人へ、確かな理論をもって、革新的な商品を提供し続けている。また、単なる商品の展開にとどまらず、日本初の本格ストレングス施設「ウイダー・トレーニングラボ」を東京・大阪で展開するほか、セミナーの開催や書籍の出版までを行う。

 プロジェクトの骨子は、(1)トレーニング指導(2)栄養指導(3)サプリメント提供(4)広告契約の4項目。トレーニング指導では、競技パフォーマンスの向上とケガの予防を目的に、トレーニングラボから米国で最も権威がある専門機関のNSCAの認定資格を持つコーチを専任で派遣し、浅田選手に最適なプログラムを提供する。栄養指導では、疲労回復と身体組成の改善を目的にトレーニングラボから、スポーツ栄養にも通じた管理栄養士を専任で派遣する。浅田選手の練習・トレーニング内容に合わせた栄養指導を、“いつ・何を・どれだけ摂るか”の考えのもと、ウイダーのサプリメントを活用し最適の栄養摂取を提供する。広告契約では、浅田選手が「ウイダーinゼリー」の広告へ出演するほか、ウイダーブランドのポスターなどにも登場する。(青柳英明)

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