江崎グリコ、ユニーク包装で「神戸ローストショコラ」訴求 バスケットにも変身

菓子 ニュース 2019.09.25 11946号 03面

江崎グリコは好調の大袋チョコレート「神戸ローストショコラ」で、新しいパッケージの提案(写真)を行う。包装を開けて内面を折り返すと神戸の景色が描かれたイラスト柄のバスケットに変身する、ユニークな包装がされた「神戸ローストショコラ」を17日から期間限定発売した。

イラストを手掛けたのは16年大ヒットを記録したアニメの背景美術も担当した、神戸芸術工科大学大学院卒の注目クリエーター、マテウシュ・ウルバノヴィチ氏で、制作には神戸にゆかりのあるナガサワ文具センターの万年筆用インク、「KobeINK物語」を使用するなど神戸づくしで仕上げた。同社は13年7月に神戸市と「神戸情報の発信」などについて包括連携協定を締結し、神戸ローストショコラは、「KOBEスペシャルPRパートナー」の第1号に認定されている。今回の「神戸づくし」のキャンペーンを機に、神戸市と連携しさらなる神戸の魅力発信につなげる。神戸市は、特別パッケージ品の発売を受けて、オウンドメディアで神戸ローストショコラの告知を行う。

神戸ローストショコラは、13年の発売以来、グリコ神戸ファクトリーで自家焙煎したカカオを使って丁寧に仕上げることにこだわった、少しぜいたくな大人のための一口チョコレート。洋菓子の街、神戸で生まれ、作られているこだわりショコラであることをあらためて伝えるため、今回、神戸にゆかりのあるクリエーターや文具店の協力を得た。神戸の街並みから生まれた色彩で描かれた、気鋭のクリエーターの目から見た神戸の景色を、ショコラを口にしながらテーブルの上に飾って楽しむことができる。イラストは、全6種で展開する。オープン価格。(青柳英明)

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