不二家、「スマイル・スイッチ」テーマに洋菓子・製菓で共同販促

菓子 ニュース 2020.09.16 12114号 02面
新TVCM『不二家 ルック Smile Switch』篇

新TVCM『不二家 ルック Smile Switch』篇

河村宣行社長(中央)とブランドキャラクターの「Snow Man」

河村宣行社長(中央)とブランドキャラクターの「Snow Man」

 ●「Snow Man」起用し若年層開拓

 不二家は創業110周年の節目の年を迎える今年、「Smile Switch(スマイル・スイッチ)」をテーマに、同社初の洋菓子事業と製菓事業の共同販促を展開する。課題である10~20代の若年層の需要を開拓するため、この層から高い支持を集める「Snow Man(スノーマン)」をブランドキャラクターに起用し、TVCMを含むプロモーションを展開する。10日開催の発表会で河村宣行社長は、20年を「生活様式の大きな変化、急激に変容する時代」となったが「時代や社会の変化に対応し、歴史、企業文化を引き継ぎながら、常に挑戦し続ける」と宣言。「ケーキ」の製造販売を行う洋菓子事業と「ルック」などの製造販売を行う菓子事業の二つの事業を持つ強みと社員平均年齢34.9歳という「若い会社」の強みを掛け合わせ、110年の歴史の上に、新たな一歩を踏み出す。

 同社では、すでに従来別フロアだった洋菓子事業本部、菓子事業本部を「営業」「生産」別に同一フロアに再編するなど改革に着手。コロナ禍以降は「おうち時間、スイーツ応援」をテーマに、菓子が提供できる価値を探求。発表会で瓜生徹常務は、「スマイル・スイッチ」というテーマには、「不二家の商品が、生活者一人一人の顔を笑顔にスイッチできる力を持っているという思いを込めた」と説明。さらに、若い社員を中心にさまざまな場面で積極的な挑戦を実施し全社員が目標に向け活動できる体制を構築できたことから共同販促を実施すると経緯を説明。「スノーマン」を起用した共同販促では、若年層に必須のSNS(YouTube、LINE、インスタグラム、ツイッター)ツールを活用し、話題を最大化することで新規顧客であるこの層の開拓を目指す。

 スノーマン出演のCMでは、洋菓子事業で「ケーキがあれば、特別な日になる」メッセージに「プレミアムショートケーキ(国産苺)」「ミルキークリームロール」「チョコ生ケーキ」「マロンモンブラン」などケーキをメンバー9人が頬張ることで、何気ない毎日が「特別な日」に「スイッチ」するさまを描いた。製菓事業は、「いろいろあるからおもしろい」がテーマ。「ルック」ブランドから、新たに設備を導入し、ホワイトチョコレート市場に参入する、「ルック3(ホワイトラバーズ)」をはじめ、ルックならではの食感、風味、カカオ分の違いを食べくらべをメンバーがさまざまなシチュエーションでひとくち頬張ることで「笑顔」に「スイッチ」する姿を描いた。新TVCMは15日から全国でオンエアを開始。(青柳英明)

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