江崎グリコが新提案 食べ合わせで味変「魔法のプリッツ」限定発売

菓子 ニュース 2020.10.26 12136号 02面

 江崎グリコは、発売59年目のロングセラーブランド「プリッツ」で新提案を行う。コロナ禍に伴う巣ごもり消費の拡大で、ロングセラー商品を中心にビスケットカテゴリーは伸長している。一方、「おうち時間」の増加で、菓子をアレンジして食べることがSNSを中心に盛り上がりを見せている。

 こうした中、同社では、食べ合わせると味が変化する「魔法のプリッツ〈マジカルチェンジミルク〉」=写真=27日から期間限定で発売。

 「プリッツ」は何かをしながらでも手に持ちやすい形状と、次々と手が伸びるおいしさで、好きなことに夢中になれる自分時間の充実を応援してきた。今回発売する魔法のプリッツは、今までにない、他のフレーバーと1本ずつ同時に食べ合わせると味が変わる魔法のようなプリッツ。「マジカルチェンジミルク」1本と別売りの「旨サラダ」「熟トマト」「香りロースト」のいずれか1本を合わせて同時に食べると、味が変化する。

 「マジカルチェンジミルク」と「旨サラダ」はパイシチューに、「熟トマト」は、トマトクリームパスタに、「香りロースト」は、パンケーキのような味わいへの変化が楽しめる。ほかにも、4種類のフレーバーを1本ずつ同時に食べる「1対1対1対1食べ」やどちらかのフレーバーを2本に増やす「1対2食べ」などいろいろな組み合わせや他の食べ物との組み合わせを試すことで、それぞれ独自の魔法を発見してもらうことを提案。

 開発担当の商品開発研究所ビスケットグループ島田快氏は、「食品素材同士の組み合わせの相性を科学的にとらえる手法であるフードペアリング理論を参考に、チームメンバーの力も借りながら、市場に存在するたくさんのスイーツやスナックとの食べ合わせ評価を行った結果、魔法の掛け合わせを生み出すことができました」と語る。(青柳英明)

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