UHA味覚糖と奈良県立医大、柿渋含む飴で共同研究 新型コロナ不活化を実証
試験結果のグラフ
UHA味覚糖は17日、奈良県立医科大学免疫学講座の伊藤利洋教授との共同研究で、柿渋を含有した飴(あめ)で新型コロナウイルスの不活化を実証したと発表した。同研究はMBTコンソーシアムの協力も得て実施した。
柿渋含有の飴を5分舐(な)めた時点での唾液に新型コロナウイルス溶液を9対1の割合で混合し、室温20~25度Cで5分静置。反応を停止させ、ウイルス感染価(PFU/mL)をプラーク法で測定した。なお全試験は、同学内のバイオセーフティレベル3(BSL3)