全国ビスケット協会、「ビスケットまつり」懸賞抽選会 海外旅行が復活、今回は台湾

菓子 キャンペーン 2023.03.22 12552号 03面
左から三橋信行マーケティング委員長、矢地展明菓子係長、伊藤雄夫会長

左から三橋信行マーケティング委員長、矢地展明菓子係長、伊藤雄夫会長

 全国ビスケット協会は10日、東京都港区の同協会所有のビルで「第43回ビスケットまつり」キャンペーン・オープン懸賞抽選会を実施し、「台湾お菓子の旅」14組28人と「ビスケットセット」2280人の当選者を決めた。

 伊藤雄夫会長はキャンペーンについて、海外招待旅行とビスケットセットの組み合わせは、1997年の第17回から実施している。新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大していることから、前回、前々回は海外旅行から「旅行券」に変更したが、今回は海外招待旅行「台湾のお菓子の旅」を復活したと説明した。

 また、今回の応募総数は前年から減少したものの、約22万通となったことから、ビスケットの普及や啓発の一環として実施しているキャンペーンとして一定の成果を挙げていると総括。

 さらに、原材料高に加え、鳥インフルエンザによる卵の供給不足で生産調整を余儀なくされている現状を示しながら、「ビスケットのおいしく、健康的で安全な食品であることを第一に心掛けて、消費者に食の楽しさや生活の潤いを提供できるよう努力する」と語った。

 同キャンペーンは、全国ビスケット協会が1980年に「ビスケットの日」を制定したことを機に、2月28日が「ビスケットの日」であることを広く知ってもらうとともに、誰からも愛されるビスケットの栄養面での豊富さ、バランスの良さやおいしさ、楽しさを再認識してもらうことで、ビスケットの需要喚起を図る目的で毎年実施している。

 島田純専務理事は、キャンペーン結果を次の通り報告した。応募総数は21万6519通で前年比約40%減、応募内訳は、郵便はがきが5万3660通で同48.4%減、応募チラシは6万1471通で同37.5%減、インターネットは7万7785通で同41.6%減、ツイッターは2万3603通となった。

 抽選は、来賓の農林水産省新事業・食料産業部食品製造課菓子係の矢地展明係長、伊藤会長をはじめ、島田専務理事、協会マーケティング委員や業界紙記者らが行った。(青柳英明)

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