日本GAP協会、農産基準JGAPをグローバルに 新版普及で輸出促進
日本GAP協会(JGAP)は5月31日、農業生産工程管理手法の基準であるJGAPの新しいバージョンである2016年版を公表。日本の標準的なGAPとして必要十分な内容を備えている「ベーシック」と、世界の大手小売業などが参加して食品の安全性などの基準を評価しているGFSIの追加要求にも対応できる「アドバンス」の2種類にした。国内農業の体質強化と、農産物の輸出促進をにらんだ。協会は新しい基準の普及と、グローバルGAPなどとの同等性を目指してGFSIと調整していく。