「ACT2020」の達成に向け、手を組む萩原伸一副社長(次期社長)(右)と藤吉泰晴社長(次期会長)
三井食品は、今期を起点とする新3ヵ年中計「ACT2020」の戦略骨子を明らかにした。新ビジョン「食シーンを共創するプロフェッショナル」の下、卸としての原点回帰・卸からの脱却--の相反する重点テーマへ並行的に取り組み、基本機能の徹底と成長領域への挑戦を加速する。定量目標は最終20年度に売上高8700億円、経常利益率0.5%を掲げ、質の伴う規模獲得・より能動的な企業風土の醸成に主眼を据えた計画とした。(篠田博一)