新型コロナ:泉平、淡路牛の“ドライブスルー肉屋”開始
【関西】泉平はグループで淡路牛を得意とする食肉卸「三昭」の調達力を生かし、同社本社と兵庫県神戸センタの2ヵ所で「ドライブスルー肉屋」を23、26、30の3日間実施する。地元兵庫県で飲食店向けに大切に育てられた貴重な淡路牛が、緊急事態宣言下で流通できずに廃棄となる可能性が出てきたことから淡路牛切り落とし500gを含む詰め合わせ2種類400セットを卸値で提供する。
これは車から降りずに食肉を提供する「ドライブスルー肉屋」を展開する神奈川県のプライムミートからの声掛けに泉平が賛同して実施するもの。泉平子会社の「三昭」が生産農家から仕入れる地元兵庫県産淡路牛を含む詰め合わせ2種類を販売する。セット販売なので事前予約すればトランクを開けて現金を支払うだけで、一般消費者が卸値でお得に淡路牛を味わうことができる。
税込み5000円の「もったいない肉詰め合わせ(淡路牛入り) セット」は淡路牛切り落とし500g、国産豚肉や国産鶏肉に生ハム、冷凍コロッケやパスタなどの加工品の詰め合わせ。同1万円の「もったいない淡路牛肉盛りセット」にはさらに淡路牛の角切りとすき焼きスライスが入る。2ヵ所の販売時間は午前10時から午後5時。(深瀬雅代)