農研機構、GM作物検査法を国際化へ ISO新規格の具体例に

総合 ニュース 2021.09.13 12291号 03面

 遺伝子組み換え(GM)作物の混入率評価の新たな検査手法が、8月27日に国際標準化機構(ISO)によって新規格「ISO22753」として発行され、その手法の具体例として農研機構が開発した「グループ検査法」が示された。グループ検査法は16年に日本国内で公定検査法として採用されているが、国際規格に適合することで国内外に認知され、海外での普及によって輸入農産物の品質管理における信頼性向上が期待できる。
 グループ検査法の特徴は、近年普及が進む害虫抵抗性や除草

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