原油価格が高騰 政府、強い警戒感示す 物流・エネルギーコスト直撃

総合 ニュース 2021.10.20 12311号 01面

 ニューヨーク原油市場で先物価格が一時、7年ぶりに1バレル=83米ドルを超えた18日、政府は「原油価格高騰等に関する関係閣僚会合」を初開催し、景気の先行きなどに強い警戒感を示した。食品産業では円安為替に物流・エネルギーコスト上昇が重なり、各社の価格政策に直結する可能性が高い。
 政府は今後、企業収益やマクロ経済への影響を注視し、価格転嫁が難しい中小企業向けの相談窓口の設置、貸付制度の拡充などを必要に応じて検討することとした。
 

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