海外法人売上高、7~9月期6.7%増 経産省調査
世界的なインフレを背景に、海外の現地法人が売上高を好調に伸ばしている。経済産業省が昨年12月末に公表した22年7~9月の「海外現地法人四半期調査」によると、食料品(飲料・たばこを含む)の同期売上高は前年同期比6.7%増だった。中国のゼロコロナ政策の影響を受けつつも、ASEAN圏や北米での売上げが伸長している。ただ欧州の消費鈍化傾向を受け、年初からの8~9%台の伸び率からは減速している。
食料品の仕向け地別の売上高推移を見ると、現地の自国向けは6.0%増、日本向けは4.5%増