農水省、震災対策をまとめ 漁港復旧・農地の除塩など
東日本大震災から1年の経過を前に、農林水産省は8日、地震災害対策本部と原子力災害対策本部の合同会合を開き、今後の取組み方向をまとめた。漁港の復旧・復興、農地の除塩などに取り組む。 2月末時点で被災した319漁港のうち、310漁港で水産物の陸揚げが可能となっている。今後、拠点となるような大規模漁港8港などでは13年度末までに漁港施設の復旧を完了させ、流通加工の機能を強化させる。また、水産加工団地の地盤沈下に対応するために被災漁港の水産加工場用地のかさ
