中小食品メーカー、設備老朽化は4割 不足感も補修で対応

統計・分析 総合 2014.04.21 10996号 01面

 生産設備が老朽化・陳腐化し不足感も感じているが、新たに設備投資するよりも補修などでの対応を考える--中小食品メーカーの約4割のこうした姿が商工中金が17日に発表した「中小企業の保有設備状況と投資判断に関する調査」から浮かび上がってきた。食料品製造業の老朽化・陳腐化への自己評価への回答を見ると、「事業推進上にやや問題がある」と「事業推進上かなり問題がある」を足した割合が、全産業の中で最悪の42.7%に達した。設備の老朽化・陳腐化への対応は全産業で見ても、「補修で対応する」が7

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