漬物原料、海外産が高騰 早急な価格改定を

農産加工 ニュース 2021.09.13 12291号 01面

 ショウガ、ラッキョウ、ニンニクなど漬物の海外産原料が高騰し、早急な価格改定が必要だ。日本向けフレート価格も20年比2~3倍で、この価格にプラスオンしないとコンテナの予約が取れない。タイ、中国の各ショウガ産地は、天候に恵まれ数年ぶりの豊作となった。ただ、フレッシュの人気が高く、漬物用の塩蔵が集まりにくく値上がりしている。中国産ラッキョウは高値だった20年産をさらに上回り過去最高値となった。塩蔵に回る量は前年の35%減になるものとみられている。ニンニクも生育は順調だったが、投機

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