広がるタイの健康食志向 海外参入の動きも

総合 ニュース 2019.08.02 11919号 07面
食品見本市で健康飲料のココナツジュースなどを展示するテイスト・ニルヴァーナ社のブース=5月31日バンコク郊外で小堀写す

食品見本市で健康飲料のココナツジュースなどを展示するテイスト・ニルヴァーナ社のブース=5月31日バンコク郊外で小堀写す

 中間所得者層が拡大するタイで、健康に配慮した食品や飲料を求める動きが広がっている。民間の市場調査会社や日本貿易振興機構(ジェトロ)などの調査でも、80~90%の仕事を持つ人々が体に優しいものを好むなど健康食志向は確実に広がりを見せている。このため、企業各社はこうした市場分野への投資拡大や新規商品の開発を急ピッチで進めることにしている。海外から参入を目指す動きもある。
 5月下旬にバンコクで開催された東南アジア最大級の食品見本市「タイフェックス」では、

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