1万2000号を迎えて ごあいさつ 今野正義会長CEO・杉田尚社長

総合 ニュース 2020.01.22 12000号 01面
今野正義 代表取締役会長CEO

今野正義 代表取締役会長CEO

杉田尚 代表取締役社長

杉田尚 代表取締役社長

◇日本食糧新聞社代表取締役会長CEO・今野正義 代表取締役社長・杉田尚

●「食」の情報価値を磨く 社会貢献型メディア目指す

「日本食糧新聞」は本日1月22日、おかげさまで紙齢1万2000号を迎えました。これもひとえに政官界をはじめ食品・流通産業、関連産業の変わらぬ厚いご指導、関連産業など多くの読者のご支援のたまものと深く感謝し、心から御礼を申し上げます。

弊社は昨年11月、77年ぶりに登記上の本社を東京・八重洲から八丁堀に移し、また長年ご愛読いただいている読者サービスの一環と食品産業応援紙と歴史を後世に伝え残す資料館を合わせ持った「食情報館」を今年1月開設しました。

これを機会にグローバル時代やネット社会に即応した情報提供の在り方、食品・流通産業の輝く未来と並走しながら、決意新たに一世紀専門紙、紙齢2万号を目指し、「食の指針・応援紙」へさらに研さんを重ね、これまでの伝統にさらに食情報価値を磨き歩み続ける決意です。

「日本食糧新聞」は1943(昭和18)年1月1日創刊以来、食糧・食品報道一筋に食品・流通産業の繁栄・発展・進歩・進化を願い、常に「提言紙・世論紙・応援紙」の基本方針を貫いてまいりました。

これからも、この基本方針に新しい時代の“変化対応課題解決型専門紙”にふさわしい報道の深掘りを追求してまいります。食は「“いのち”と“こころの糧”」を旗印に、「紙面(媒体)・画面(Web・電子版)・場面(展示会など)」の全領域で、情報機能と価値提供をさらに加速・深耕させて、食品・流通産業とのつながりを深め、“業界の道しるべ”として、ご評価いただけるよう応援紙としての役割を貫き“情報感激・知的感激”を発信し続け、食品・流通産業のさらなる発展に貢献する「社会貢献型情報メディア」を目指す覚悟です。

創刊80周年、そして一世紀専門紙の100周年に向けて立ち止まらず、読者・顧客満足へ「食の総合ハイブリッド型メディアサービス集団」として情報・サービスの高度化に取り組み、食品・流通産業の応援紙としてまい進してまいります。引き続き変わらぬご愛顧・ご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

●日本食糧新聞の歩み

「日本食糧新聞」の生い立ちを振り返ると、その発行は1942(昭和17)年に現農林水産省の外郭団体の中央食糧協力会(公団)が組織され、弘報部から1943(昭和18)年1月1日に創刊されました。当時、内閣で一県一紙、一業界一紙の方針が決定され、食糧関係唯一の報道紙として、食糧団体関係への情報発信機能を担って発行されたものです。戦後1946(昭和21)年に発行母体が株式会社日本食糧新聞社に変わりましたが、戦中、戦後のわが国の食糧・食品産業の進化と発展を紙面に反映し、今日の食品全業種、業態にわたる取材網を構築、食品界トップの総合食品情報紙の発行を続けることができました。

今年は満77年の歴史を刻み、現在の支社局ネットワークは東京・本社をはじめ関西、中部、北海道、北関東の4支社と東北、新潟、長野、静岡、中国、九州の6支局に本社を含め全国11ヵ所に拠点を設け、地域に根差した存在感のある報道活動を展開しています。=関連記事6~7面

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