タイなどで屋台出店広がる 景気回復の切り札か

外食 ニュース 2020.12.25 12164号 06面
コロナ禍からの復興の切り札として注目の集まっている屋台経営=9月7日、タイ・バンコクで小堀晋一写す

コロナ禍からの復興の切り札として注目の集まっている屋台経営=9月7日、タイ・バンコクで小堀晋一写す

新型コロナウイルス感染症への警戒や営業規制によって飲食店の経営難が続く中、伝統的に屋台文化の残るタイなどの東南アジアでは、収入の確保や事業再興のきっかけとして手軽な屋台経営に活路を見いだそうという動きが広がっている。調理から接客、会計までを1~2人の少ない人数で抑えられる上に不動産家賃が不要なことから、出店に掛かる経費を大幅に抑えられる点が魅力となっている。各国政府も規制を緩めるなど景気回復の切り札としたい意向だ。

周辺通勤区域も含めて1000万人の人口区域を形成するタイの

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