インドシナ半島の高地ではコーヒー豆が盛んに栽培されている=ラオス南部アッタプー県で小堀が2018年11月写す
世界的なコーヒー豆の産地といえば、南米ブラジルや東南アジアのインドネシアが特に有名。ロブスタ種(ロブスタコーヒーノキ)とアラビカ種(アラビカコーヒーノキ)の主に2種があり、ブレンドして味わうコーヒー通も少なくない。日較差など気温差の大きい生産適地はタイにも広がっており、実はタイは隠れたコーヒーの産地でもある。新型コロナで欧米での流通量が落ち込み海外からの需要が増す中、生産国にとっては思わぬ好機が訪れている。輸出の拡大を目指したいタイ政府。目標となるのは同じインドシナ半島にある