タイの輸出農産品 コーヒー豆を3本目の柱に

農産加工 ニュース 2024.03.06 12725号 06面
出店を加速させるコーヒー店「ザ・コーヒークラブ」の店舗。ターゲットは地元に住むタイ人客だ=マイナー・インターナショナルの販促資料から

出店を加速させるコーヒー店「ザ・コーヒークラブ」の店舗。ターゲットは地元に住むタイ人客だ=マイナー・インターナショナルの販促資料から

 食料品の輸出が盛んなタイで、新たな輸出農産品としてコーヒー豆に注目が集まっている。23年は中国や日本などに向けて40%以上も輸出量が増加した。国内需要も高まっており、生産拡大の動きも広がっている。タイは東南アジア諸国連合(ASEAN)内でもトップの農産品輸出国。コーヒー豆の生産・輸出を、コメや果物に次ぐ3本目の柱に育てたい意向だ。
 コーヒー豆は、年間の平均気温が20度C前後、朝晩と日中の気温差がある標高500~2000mの高地などが最も生産に適して

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