ヘリオス酒造、泡盛の預かり貯蔵サービス本格始動 沖縄伝統の古酒(クース)文化を全国へ

酒類 ニュース 2009.07.08 10177号 02面
ラベル表面には「与那トンネル 与那の蔵貯蔵 限定泡盛」と明記

ラベル表面には「与那トンネル 与那の蔵貯蔵 限定泡盛」と明記

(右から)松田亮ヘリオス酒造社長、09年泡盛の女王、玉城英哉同取締役製造本部長(トンネル内貯蔵庫「与那の蔵」で)

(右から)松田亮ヘリオス酒造社長、09年泡盛の女王、玉城英哉同取締役製造本部長(トンネル内貯蔵庫「与那の蔵」で)

 ヘリオス酒造(沖縄県名護市、松田亮社長)は泡盛古酒(クース)の人気拡大を受け、泡盛を熟成させた後で消費者に届けるサービスを本格始動する。貯蔵専用に開発した泡盛を預かり、閉鎖中のトンネル内で古酒になるまで3~5年熟成させてから全国へ送る。購入者はオリジナルラベルに、自身の未来への思いや夢などを記入し、古酒となって手に届くのを待つ仕組みだ。トンネル内に泡盛の貯蔵庫をつくること自体が沖縄県はもちろん全国でも初の試み。沖縄伝統の古酒文化が、全国規模で楽しめるようになる。(丸山正和)

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