サントリー、缶専用サーバー開発 簡便操作・ロスゼロを

酒類 ニュース 2023.10.11 12659号 01面
サントリービールカンパニーの多田寅マーケティング本部長(右)と開発者のイノベーション部・伊藤優樹氏

サントリービールカンパニーの多田寅マーケティング本部長(右)と開発者のイノベーション部・伊藤優樹氏

開栓前の缶をセットしボタンを押せば準備OK

開栓前の缶をセットしボタンを押せば準備OK

 サントリーは缶ビール専用の業務用サーバーを2年かけ開発、5日から首都圏でテスト展開をスタートした。常温の350ml缶を最適の温度で注ぐことができ、操作が簡便でビールの洗浄時ロスがゼロという画期的な機材だ。ファストフードやラーメン店など一日のビール提供が10杯以下の店舗への導入を進める考え。コロナ下を経て樽生ビールへの期待が業態を超えて高まる中、業務用ビールの可能性を広げる新たな提案として注目される。
 新サーバー「ノミーゴ」は、炭酸割りの「ビアボール

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