サントリービールカンパニーの多田寅マーケティング本部長(右)と開発者のイノベーション部・伊藤優樹氏
サントリーは缶ビール専用の業務用サーバーを2年かけ開発、5日から首都圏でテスト展開をスタートした。常温の350ml缶を最適の温度で注ぐことができ、操作が簡便でビールの洗浄時ロスがゼロという画期的な機材だ。ファストフードやラーメン店など一日のビール提供が10杯以下の店舗への導入を進める考え。コロナ下を経て樽生ビールへの期待が業態を超えて高まる中、業務用ビールの可能性を広げる新たな提案として注目される。
新サーバー「ノミーゴ」は、炭酸割りの「ビアボール