キリンホールディングス・23年12月期連結 協和キリンらけん引で好調
キリンホールディングスの23年12月期連結決算は増収に加え全段階での増益で着地した。事業利益は協和キリンとコーク・ノースイーストがけん引し、期初の計画を大幅に上回り過去最高値を記録した。
原材料をはじめとするコスト高騰は価格改定とコスト削減策の取り組みで相殺。ROICに悪化が見られるが、ブラックモアズ社の取得などによる一時的なものだ。
24年度は研究開発費やブランドへの投資でコスト上昇が予想されるが、各事業の成長を維持し引