8月8日は「白玉の日」 川光物産ら3社、国産米の消費拡大へ共同キャンペーン
8月8日は「白玉の日」–。「玉三白玉粉」を製造販売する川光物産、カフェブランド「パールレディ」「CHABAR」を運営するネットタワー、カフェブランド「nana’s green tea」を運営する七葉の3社は、8月8日の「白玉の日」に向けた共同キャンペーンを行い、コメの消費拡大を促す。キャンペーン期間中は、国産のもち米を配合した「小粒白玉」を使用したドリンク=写真=の販売やSNSでの投稿キャンペーンを実施している。
3社合同による「小粒白玉キャンペーン」は、コメの消費が減少する中で、日本の農家を応援したいという思いから「小粒白玉」を取り扱う3社でプロジェクトを発足。8月8日「白玉の日」に合わせ、国産のもち米から作られた白玉粉を配合した「小粒白玉」の商品を販売することで、コメの消費拡大に一石を投じたいと考えている。
川光物産の「玉三 小粒白玉」は、1粒当たり約1gと小さいサイズの冷凍白玉で、さまざまなスイーツや料理に混ぜたり、トッピングに使ったりと多様なアレンジができる。レンジ解凍もできるためスピーディーな提供が可能だ。すでに展示会や外食業態向けに提案を進めており、「1粒1粒は小さいが、例えばピザやたい焼き、パイの中にパラパラ入れることでボリューム感やもちもちした食感が出せる。サラダやスープのトッピングにも合う」(川光商事営業推進部の小川誠氏)と提案する。
現在は業務用のみでの販売となるが、「今回の小粒白玉キャンペーンで消費者から反応があれば、家庭用で展開するのも面白い」と期待する。
手作り需要で一時は空前の売れ行きを示した白玉粉だが「家庭用はほとんど元通り。業務用はコロナ前の状況には戻っていない」と話す。
そうした中、同社では「玉三白玉粉200g」の姉妹品として昨年発売した「玉三 冷凍白玉250g」の配荷が増えているという。「大きな数字にはなっていないが、徐々に認知度を上げて根付かせていきたい」と意気込んでいる。(三井伶子)