UCC上島珈琲、「PETコーヒー3.0」と位置付ける新ブランド 共感と品質を訴求

飲料 ニュース 2021.03.22 12203号 02面
新ブランドをアピールする杉山繁和取締役副社長(左)と池田エライザ

新ブランドをアピールする杉山繁和取締役副社長(左)と池田エライザ

 UCC上島珈琲は、「UCC BLACK無糖」ブランドから進化した新ブランド「UCC COLD BREW」を立ち上げる。止渇性と嗜好(しこう)性の両面の味わいを兼ね備えた抽出スタイル「COLD BREW」に着目した「UCC COLD BREW BLACK PET500ml」を22日から、全国で新発売する。同社はこの新ブランド投入を「PETコーヒー3.0」と位置付け、池田エライザを起用した新コミュニケーション「香るどブリュー」などを展開し、伸長するPETボトルコーヒー市場に風穴を開ける。

 17日に開催した「UCC COLD BREW新商品&新CM発表会」で、杉山繁和取締役副社長は「PETコーヒー市場の17年の推計販売規模は約160億円だったが、20年の推計販売規模は約440億円と伸長している。同市場の好調のきっかけは、オフィスでの“ながら飲み”などのシーン買いと想定される。だが、コロナ禍による在宅時間の増加によってレギュラーコーヒー(RC)が拡大するなど、味覚の基準はRCにあると思われる。RCの味わいをPETコーヒーで提供すべく、新ブランドを立ち上げる。コロナ禍による生活様式の変化に対応し、生活者の共感と品質を兼ね備えた新ブランドを『PETコーヒー3.0』と位置付ける。コミュニケーション戦略の進化も図り、カジュアルで親しみやすいブランドとして訴求する」と語る。「1.0」はPETコーヒーの誕生、「2.0」はデスクワーカー中心のシーン買いと位置付けているという。

 新ブランドとして投入する「UCC COLD BREW BLACK」は、すっきりとした飲み口(止渇性)に加え、レギュラーコーヒー本来の味わいや香り(嗜好性)をスタイリッシュに提案するPETボトルコーヒーだ。

 紙谷雄志マーケティング本部飲料マーケティング部飲料ブランドカレントチームチームマネージャーは「同品の最大の特徴は、天然水100%による『低温じっくり抽出』となる。従来品に対して、1.4倍の抽出時間をかけて丁寧に低温抽出している」と語る。熱をかけず、低温で抽出するため、高温で揮散(きさん)する豊かな香りを閉じ込めており、レギュラーコーヒーの香りと長く続く余韻を引き出している。6月上旬には、カフェメニューのラインアップ投入を予定しているという。(本吉卓也)

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