くず米相場の高値安定でユーザー買い控え、在庫好転の兆し

統計・分析 総合 1992.06.24 7393号 7面

加工用原料として用いられる特定米穀(くず米)相場の高値安定が続いているが、このところユーザーの買い控え傾向が強まり、■精メーカーの在庫状況もやや好転のきざしを示しつつある。これは夏場の不需要期を迎え、米菓、穀粉などのメーカーが手当てを控えたこと、高いくず米を嫌い、他の代替原料に向かったことなどが原因とみられるが、心配された7~8月までの供給も、このまま行けば「何とか乗り切れるのでは」との観測も聞かれるようになった。 大手■精メーカーの㈱藤井商店(新潟県

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