宇都宮財務事務所、栃木県内の経済情勢発表、引き続き強い減速感
【前橋】宇都宮財務事務所はこのほど、栃木県内の経済情勢をまとめ発表した。これによると個人消費の低調、工業生産活動の減産、設備投資の減少などが続き、一部で住宅建設が持家を中心に底堅い動きとなっているものの、県内景気は調整過程にあり、引き続き減速感が強まっていると同事務所では判断している。 また今後の景況については、しばらくの間調整局面が続くものの、財政、金融面での経済対策の効果が今後浸透していくにつれて、景気は緩やかに回復に向かうと見ている。