ライオン、次期社長候補に元中小企業庁長官の高橋達直氏迎える
ライオン㈱(東京都墨田区、03・3621・6211)は、二一世紀に向けて“新生ライオン”の完成を目指すため、元中小企業庁長官の高橋達直氏を、次期社長候補として迎えた。来年3月の株主総会で取締役に就任し、その後の取締役会で決定の予定。この7月1日付で、役員待遇の社長補佐として入社。その間に同社の現状や企業経営などの“帝王学”を学ぶ。これによって創業以来百余年にわたった同族経営に終止符が打たれる。 このほど、同社の東京・両国ビルで記者会見した小林敦社長は、