《東京のお好みソース　ＣＭに天才バカ ボンのママ登場 　ブルドックソース　》　ブルドックソース㈱（東京都中央区、０３・３６６６・８３５５）は「東京のお好みソース」のＣＭとして、素朴な幸せ、日常の生活にある幸せを最大のモチーフに、「天才バカボンのママ」の平凡さを大切にする率直なキャラクターを生かし、ほのぼのとした温かさが伝わる二作品を作った。

「天才バカボン」は赤塚不二夫が昭和42年から「少年マガジン」に連載、テレビアニメとしても人気を得、現在は「天才バカボンの大神秘」という研究解説本も発行されている。

バブル崩壊後は消費者の外食依存度が減り、家庭内食に回帰、バカボン家も堅実で「ハメをはずせない」常識人のママが怒涛の如く動く家庭をしっかり守っている。

また、ナレーションに辛口の評論で人気の俵孝太郎を起用、当たり前の幸せをしっかりと肯定してくれている。

「ママのしあわせ‐ハワイ旅行編」は、自宅で新聞を読んでいるバカボンのママ。旅行の広告をみて「ハワイとかいってもいいと思うけど……やっぱりいかない」、それよりも「東京のお好みソース」でたっぷりとみんなでお好み焼きを食べたい。日常の幸せをうたう「今日はお好み焼き、ソースたっぷりと」。

「ママのしあわせ‐カラオケＢＯＸ編」は、買物にいくバカボンのママ。今流行の「カラオケＢＯＸに入りたいけど……やっぱり入れない」、それよりもおいしいお好み焼きをたっぷりと食べたい、平凡な幸せをうたう「今日はお好み焼き、ソースたっぷりと」。二作品とも軽快なベートーベン作曲「トルコ行進曲」が流れている。