大手菓子系問屋・橘高、過剰な不動産投資たたり倒産 地域中小メーカーへ波及が注視

【大阪】大手菓子系問屋、橘高㈱(本社‐東大阪市、06・788・1112)は8日、大阪地方裁判所に会社更生手続きを申請、事実上倒産した。新本社用地の取得などここ数年の過剰な不動産投資が原因。負債総額は三三〇億円前後(東京商工リサーチ調べ)。 橘高は、菓子・食品卸のほか、ボランタリーチェーン「Kマート」(全国で約一一〇〇店舗)を運営、九三年3月期決算では、売上高一二〇一億円、税引前利益二億三〇〇〇万円の増収増益を発表していた。しかし、その一方で、新本社用地

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