大手CS、食品SM、地場SMが三つ巴の顧客争奪戦 売値の探り合い盛ん
大手チェーンストア筋は、売上げで安定感のある食品事業部門の強化を進めるが、他方、各有力スーパーマーケット(SM)もこれに負けじと集客率増に躍起だ。それだけに競合圏では地元SMも含め三つ巴の顧客争奪戦となっているが、生鮮品、日配品を基本に低価格でいかに消費者に買いやすい売場づくりを展開するかがカギを握る。そこでは近隣の同業で相互に売り値の探り合いも盛んなど不況下での値決めにはより神経質になっている。 チェーンストアの月別販売統計でも食料品部門の安定感がみ