食品需給研究センター・来年の市場予測 国際競争が深化、消費回復で明るさ
(財)食品需給研究センター(東京都千代田区、03・3581・7831)の食品市場動向予測調査(中間集計)によると、平成7年は円高の定着や食品産業の空洞化が進み逆輸入を含む製品輸入が増加、食品市場をめぐる国際競争が深化するものと考えられる。他方、需要面でも個人消費がリードすると見る向きが多く、企業対応としては家庭用や中食市場をターゲットとした商品展開が求められようという。今回の結果は七〇社の7年1~3月見通しではあるが、消費の回復で明るさを取り戻してきたと判断している。