食品産業貢献賞特集、マルコメ㈱、味噌の概念を一新

マルコメの創業は、約一四〇年前の安政元年(一八五四年)青木佐太郎社長の祖先、民右衛門翁が長野市で味噌、醤油醸造を開始、民右衛門翁は庄屋をつとめ長男清作氏が継承、清作氏の長男佐太郎氏(初代)に継がれる。 商標が決まったのはかなり後、醤油は亀甲海、信州産の味噌は米味噌なのでマルコメとした。大正初期には東京にも多くの得意先を持ち事業を拡大、基盤を確立したが、子息の東之助氏を若くして失い、孫の政信氏が同10年、一七歳で第一線に立ち、信州の名を前面に打ち出し「信

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