社長訪問:松屋コーヒー本店・松下和義氏
松下秀彦氏によって明治42年に創業。コーヒー産業界の草創期から焙煎業者としてリーダー的存在を示してきたのが(株)松屋コーヒー本店である。三代目となる松下和義社長は昭和61年に就任。地元に密着した営業活動で順調に業績を伸ばしてきたが、低価格コーヒーチェーンなどの参入で苦戦を強いられている。 先ごろ全日本コーヒー協会が発表した業態別のシェアは工業用が三二%、業務用が一九%で、これを八九年と比べる八九年は工業用が二二%、業務用が二九%と一〇年の間に缶コーヒー
松下秀彦氏によって明治42年に創業。コーヒー産業界の草創期から焙煎業者としてリーダー的存在を示してきたのが(株)松屋コーヒー本店である。三代目となる松下和義社長は昭和61年に就任。地元に密着した営業活動で順調に業績を伸ばしてきたが、低価格コーヒーチェーンなどの参入で苦戦を強いられている。 先ごろ全日本コーヒー協会が発表した業態別のシェアは工業用が三二%、業務用が一九%で、これを八九年と比べる八九年は工業用が二二%、業務用が二九%と一〇年の間に缶コーヒー