高まる惣菜のアウトパック需要 量販店の「深夜営業」急増で
食品SMの営業時間延長により、惣菜のアウトパック需要が増えている。店舗のバックヤードで従業員を確保しにくい深夜帯の惣菜売場は、店内加工のフレッシュとアウトパックの匠商品をいかに組合わせるかが鍵。店内加工は二手間かけたものを一手間に、ロスのでないキットなど、各社メーカーとともに凌ぎを削って商品開発している。ある大手油脂メーカーは「フライものを就寝直前に食べるということは考えにくいが、胃に負担のかからない油を開発している」と、「深夜需要」プロジェクトを発足している。(福島、関連記